糸魚川市寺院真宗大谷派 水莖山 雲晴寺」の公式ページをご覧いただきありがとうございます。
寛永12(1635)年建立 糸魚川市 歌(天下の名勝 親不知)の由緒ある寺院です。
聖徳太子、親鸞聖人と深いつながりがあり、報恩講、永代経法要、聞法会などが毎年営まれております。帰敬式も随時行っております。

葬儀・法要・人生相談 承ります 025-562-2784

雲晴寺について

真宗大谷派  水莖山すいけいざん   雲晴寺うんしようじ  沿革

この寺の山号である水莖山という名の由来は、聖徳太子の時代にさかのぼる。


聖徳太子27歳の時(約1,400年前)、出羽の羽黒山参詣の途中、この地を通られ、子不知の難所にさしかかり、とても馬が通れないので、*別当跡見市兵衛に馬を連れて都に帰るよう命ぜられた。以降、この地を 「駒返し」と言うようになった。
*別当=役職相当の者



市兵衛は、都に帰らずこの地に住みついた。その時、聖徳太子は海岸の岩に
「萬代と波はたち来て洗えども 変わらぬものは 水莖のあと」
                      筆の跡
と書かれて以降、この地は 「歌が浜」と名付けられた。
*古代より、海岸沿いの地名は「・・・浜」と名付けられることが多かった。



その後、親鸞聖人が越後に流罪になり、この地を通られ、住民にここは何というところかと尋ねられた。住民は「歌が浜」ですと答えると、聖人は「ずいぶん情緒深い地名だが、その由来は何か」と尋ねられた。住民は、「実は聖徳太子の歌がここにあります」と太子の詠まれた歌を指すと、聖人は、
 「水莖のあとも遠かれ歌が浜 洗ひながすな八重の白波」
と詠まれた。


市兵衛の20代後の子孫が文禄年間(1592~95)、約420年以上前、越中山崎(富山県朝日町)眞淨寺の弟子となり、宗永と称した。


慶長元年(1596)年、宗永は、* 山12 だい 教如上人 より絵像本尊(5百代)を拝戴して 歌が浜に還り戻り、道場を建立してその留守職となる。
*本願寺が東西に別れて最初のお東の法主


2代宗円が寛永12(1635)年、宣如上人より寺号「雲晴寺」を賜り開基となる。「水莖山」の由来は、前記の2つの歌にある「水莖」であり、住職の苗字も 水莖みずくき となった。


当時、寺は現在のえちごトキめき鉄道日本海ひすいライン(旧北陸本線)親不知駅東側の向山ふもと、* 宮山地内の一角にあった。
                                                       *神社があり、寺が神社の管理をしていた。


元禄7(1694)年、道場が* 石灰窯から出火した火災のため焼失したので、現在の地に仮のお堂を建て移転した。
*当時多くの家が石灰を焼いて暮らしていた。


亨保14(1729)年、「現本堂を再建し、今日に至っている。境内の銀杏の木はその頃植えられたものである。当初は茅葺き屋根であった。昭和48(1973)年茅葺きの上にトタンを被せただけの簡易改修を経て令和3(2021)年、本堂の大改修を行って今日に至っている。


庫裡は延享2(1745)年に建てられ、平成5(1993)年に再建された。令和5年11月5日 親鸞聖人750回ご遠忌法要 厳修予定。

住職

第18世住職 水莖芳英 
2024(令和6)年5月現在 

主な年中行事

★聞法会

4,5,6,7,10月の毎26日 10時~ 読経・法話

(人生相談のほかに総務省の行政相談委員として、行政相談も無料、秘密 厳守で行っている)

★お盆法要

8月7日 10時~

★春・秋のお彼岸法要

春・秋分の日 10時~

★永代経法要

11月第3土曜日 10時~

★報恩講

11月第3日曜日 10時~(各家庭でのお取越は、前後1週間)

★共同墓あり

永代供養料、納骨料は無料 維持管理費年間3,000円のみ

寺院紹介

令和5年11月5日 宗祖親鸞聖人750回御遠忌法要厳修

令和5年11月5日 宗祖親鸞聖人750回御遠忌法要厳修
歌碑(右 聖徳太子, 左 親鸞聖人)

歌碑(右 聖徳太子, 左 親鸞聖人)

共同墓

共同墓
 

歌碑の由来

歌碑の由来

聞法会

聞法会

掲示板

掲示板

報恩講での落語

報恩講での落語

国道8号線 駒返し洞門

国道8号線 駒返し洞門

駒返し洞門歌碑

駒返し洞門歌碑

報恩講では
麹家ん進師匠
(本寺門徒)
の落語寄席が好評を
博している。

よくある質問

Q.駐車場はありますか?

A.はい、ございます。お車でお越しいただいても大丈夫です。


Q.参拝時間について教えて下さい。

A.特に時間は決めておりません。いつでもお参り下さい。


Q.雲晴寺の宗派はなんですか?

A.当寺は浄土真宗 真宗大谷派です。宗旨に関係なく、こころ穏やかにお過ごしいだたけるお伝いをさせていただきます。


Q.どんな相談内容を聞いてもらえますか?

A.信仰のこと、仏事に関すること、その他にもいろいろご相談に乗れると思います。

寺案内

寺院名
雲晴寺
所在地
〒949-0307 新潟県糸魚川市大字歌143
電話番号
025-562-2784
FAX番号
025-562-2786
業種
寺院
営業時間
24時間対応
休業日
なし

アクセス

鉄道
越後トキめき鉄道・日本海ひすいライン線・親不知駅徒歩5分
北陸自動車道・親不知ICから車で3分
駐車場